知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)の運営会社は?出港理由や沈没理由も調査!

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2022年4月23日に北海道の知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)が沈没し、乗客26人の安否が不明となる大事故が発生しました。

2022年4月26日現在、11人の死亡が確認され、安否不明となっている15人の捜索が行われている。

当時は地元の漁師も引き上げるほどの強風と荒波で、天候が悪かったそうです。

なぜそんな悪天候の中、知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)は出港したのでしょうか。

知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)の運営会社やそもそも沈没した理由はなんだったのかまとめていきます。

知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)の運営会社は?

知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)を運営している会社は、「(有)知床遊覧船」で、2001年に北海道斜里町に設立し、現在は桂田精一が社長を務めています。

「(有)知床遊覧船」は、知床遊覧船の運営以外にもホテル経営やアクティビティ「キムンカムイ」など複数の事業を行なっています。

こうして見ると社長の桂田精一は実業家としての腕前がすごいと思われますが、実際は「陶芸家」で経営はど素人のようで、経営は「株式会社武蔵野」の社長の小山昇がサポートしていたと言います。

赤字だった会社が、小山昇のサポートのおかげて黒字に変わったようです。

そんな桂田精一の顔写真がこちら。

天候状況を無視して出港した理由

当時は、地元の漁師も引き上げる程の強風で、波の高さも3メートルを超える荒波で、天候状況が悪かったようです。

なぜそんな悪天候の中、知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)は出港したのでしょうか。

知床遊覧船は例年ゴールデンウィークあたりから運行を開始としており、「知床小型観光船協議会」では2022年は4月29日から運行する予定としていたそうです。

そんな中、「(有)知床遊覧船」は、「知床小型観光船協議会」での決定事項を守らず、23日から営業を始めたそうです。

悪天候での出航理由は、営業をいち早く開始していることから、少しでも多くの利益を求めたのではないかと考えられます。

これまでも、知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)は多少天候が悪くても出航することがあったとか。

人の命を乗せているので、そこは慎重に判断してほしいですね。

知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)の沈没理由

海上保安部によると、知床半島のオホーツク海側の「カシュニの滝」あたりの海域で知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)の乗組員から「船首部分が浸水し、沈みかかっている」と通報があったようで、「船首が沈む」という通報内容から、岩や木材、動物などの何らかのものが当たって浸水したと考えられるとしています。

また、当時の水温は2〜3度で生存可能時間は1時間程度だそうです。

しかし、浮遊物がないということで漂流している可能性もあるようで、安否不明者の無事を祈るばかりですね。

【斜里】「どうか無事でいて」―。オホーツク管内斜里町の知床半島西側沿岸で遭難し、発見された11人全員の死亡が確認された小型観光船「KAZU 1(カズワン)」の事故は、25日も残る行方不明者15人の捜索が続いた。ただ、現地に駆け付けた家族や、地元に残る知人らの元に、発見の知らせは届かぬまま。家族らは不安といらだちを募らせつつ無事を祈った。一方、死亡した人の一部の家族は、同町内の安置所で悲しみの対面をした。

現地対策本部を設けている国土交通省と第1管区海上保安本部、斜里町は25日、捜索や救助状況について乗船者の家族向けに1日3回の説明会を始めた。家族からは崖が多い知床半島での捜索の進め方などについて質問があり、船舶や航空機に加え、1管本部の潜水士が陸上や岸に近い海上も捜索していることなどを説明したという。

「正直、私たちは何も知らされていない」。説明会の終了後、出席した女性は漏らした。事故発生から丸2日が経過する中、情報は限られ、行方不明者の無事を祈りつつ、焦りやいらだちは増すばかりだ。

カズワンを運航する知床遊覧船(斜里町)の桂田精一社長は午前中の1回だけ説明会に出席。残り2回には姿を見せなかった。豊田徳幸船長(54)は昨年6月にウトロ漁港出港後間もなく、航路を逸脱して浅瀬に乗り上げる座礁事故を起こしているが、桂田社長からは、こうした過去の事故経緯や今回の事故要因に関する説明はなかったという。説明会に立ち会った関係者は「あれでは家族は納得できないだろう」と話した。

引用元:北海道新聞 家族の無事、祈り続け 進まぬ捜索、募る不安 遺族ら安置所へ次々と 知床・観光船事故

 

まとめ

今回は、沈没した知床遊覧船・kazuⅠ(カズワン)の運営会社や悪天候の中、なぜ出港したのか、沈没した理由はなんなのかについてまとめました。

<おさらい>

運営会社は、「(有)知床遊覧船」で、2001年に北海道斜里町に設立し、現在は桂田精一が社長を務めている。

悪天候での出航理由は、営業をいち早く開始していることから、少しでも多くの利益を求めたのではないかと考えられる。

沈没した理由は、「船首が沈む」という通報内容から、岩や木材、動物などの何らかのものが当たって浸水したと考えられる。

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